ホテルアートガラス (積層・ガラス造形)

GW、10連休突入で昨日は雨で本日は良い天気の日曜日、工房が葉山なので車がもう目茶込みです。と思いながら、仕事ダス。今年のGWは、休み期間しか出来ない制作中心でがんばります。

先日の積層ガラスは重い、というお話、このエッフェル塔は高さが1.5mほど。ホテル専属デザインアート担当の氷彫刻後輩のWNちゃんINちゃんが積層ガラスを教えてあげて、フランス料理フェアーで制作した、と報告もらったもの。

重いので3分割で積み上げています。きれいっす。

分割は重心など考えれば安全ですが、大きな氷彫刻の技法が非常に役立っています。

もう数十年も前、ホテルや雪祭りで毎日毎日、大きな氷彫刻を彫り、組み上げていました昭和の時代。平成の時代はガラス彫刻やステンドグラス。その平成もあと2日ほど。

この写真のものは高さは2.5mくらい、氷を組み上げている部分が白い横線でわかります。

こちらは高さは2.5mでワイドが6m近くです。重さは2トンくらい。ガラスも氷も重いっす。

演出時間が4時間くらいなので、実物よりも大きく太く彫っておきます。溶けて一番良い時間に良い形になるように。そうすればかなり細い部分も崩れません。この写真の場合はライオンの尻尾など段々細くなっても崩れません。

「溶ける事を味方にする」 先輩のIさんの教え。

なにげに両方ライオンですが、現在ガラスでもライオン彫っています。

ガラスは溶けないんで、逆に細かい部分まで彫らなければならず、ガラス彫刻のライオンと格闘中。