平彫り仕様のエッチングガラス(照明アートガラス)

照明で照らされるアートガラスの試作の一部分です。何種類かの技法で制作していますが、まだストライクゾーンが見つかりません。

左側はガラス自体が半透明の色が混ざっているオパールセントというガラス材、右はノーマルなガラスにベースは銀粉、模様を透明に抜き、裏に色ガラスを当てています。

彫刻の技法は基本である、平彫りというもの。影絵のような表現です。これが2段、3段と段々彫ると段彫り。それを立体的に彫ると、工芸的になります。現在、イギリスへ出展する工芸的な立体彫りが完成しましたので、次回くらいに立体彫りのご説明を。

立体彫りをエッチング業界では「肉彫り」と呼び、でもあまり良い言い方と感じないので、自分は使っていません。

参考デザインとしての棟方志功ですが、棟方志功いいです。オンリーワン、日本そのもの。テレビや本では演出されていますが人物像もユニークで好き。周りの人々も魅力的。でも今の堅苦しい時代だったら棟方志功さんや裸の大将、山下清さんらは生きにくかったと思います。裸の大将なんて、不審者で日本全国で逮捕されちゃう。

「おなかがへったら、お母さんがおにぎりをもらいなさいっていいました、マル」・・・通報されちゃうね・・・

ショーケンが亡くなりました。グループサウンズ時代から俳優まで、こちらもオンリーワンの方、残念です。

世代的に「傷だらけの天使」は影響受け、あきらが亡くなった最終回以降の物語りも本で読みました。おさむちゃんの晩年と息子の健太がどうなったか、知っている方は少ないんではないかな?

ショーケンの映画で一番好きなのは「瀬降り物語」、映画おたくのHRさんに教えてもらいました。以前に存在していた独自の文化で生きる山の民、お勧めです。

セブリやマタギ、アイヌなど、ネイチャーな生き方に自分は魅力を感じるようです。でもアマゾンの原住民までいっちゃうと、無理っす。