インテリアミラー (建築・インテリアアートミラー)

ミラーにエッチングで彫刻して、住宅や店舗などで実用性と装飾性を兼ねたアートミラーの依頼があります。店舗などの場合は、飾り枠や店名、住宅の場合は南国のデザインが多いようです。

ミラーでも全面にエッチング彫刻をする場合もあります。こちらはエレベーターの内部に、いっぱいいっぱいでエジプトのデザインでのエッチングアートミラー。

映画でよくエレベーターの上から脱出しますが、エレベーターの上には様々な機械があるので、現実は脱出できませんよ。あと、映画などでガラスを丸く切って吸盤でポンッと抜く場面、あんなことが出来たら、ガラス屋は苦労しません。

エジプトはなぜかとても魅力的。テレビなどでエジプトの番組を見ますと、未知の世界観が面白い。ザヒ博士はちょっと怖そうですが。いつかピラミッド初め、エジプトは行ってみたいところですが、遠そう。

らくだに乗ってピラミッドに着いて振り返ると、ケンタッキーのお店のロゴが大きいので振り返ってはダメです、砂漠はらくだのうんちだらけで、まっすぐには歩けません、とONちんが言っとたっけ。行かれないところは、話しを聞けば疑似体験できます。

三大美女、クレオパトラ、楊貴妃、そしてうちの奥さん・・・クレオパトラも神秘でロマンあふれます。

エジプトのデザイン、なんかいいなぁ~。

クリスマスイヴイヴ、寸法出しやデザインの宿題で仕事ですが、思えば氷彫刻時代からクリスマスは演出の仕事真っ盛りなので、あまり休めた記憶はありません。アートガラスといえども、基本はサービス業ですから。

まあ考えてみれば、世の中の仕事はすべて誰かのサービス業。

懐かしい写真です。

大きなホテルのエントランスに、トナカイやサンタの氷彫刻。直径10mくらいあります。こういうときは師匠は張り切って、予算の数倍の大きな演出をします。でも我々はただでさえめちゃくちゃ忙しい時期なんで、お兄さん達はもうフラフラでした。

飾る時間は優に10時間はあるので、溶ける計算をして最初は太く彫ります。多くの人が集まる時間に、一番見栄えがする形になるように。「溶ける事を味方にするんだ」 IN先輩の言葉。

12月25日に全てのクリスマスイベントの氷彫刻の仕事が終わると、師匠から毎年全員にクリスマスケーキを「待っていてくれる家族へ」と頂いたことも、厳しかったけれども良い思い出になってしまいました。