オパールセントのステンドグラス(建築・フューネラルアートガラス)

先日、透明のステンドガラス材と不透明、オパールセントガラス材を組み合わせることも出来ます、と書きましたが、制作しましたバラのステンドグラスが当てはまりますので、ご説明。

ご希望がオレンジ色のバラでしたが、透明のステンドガラス材でオレンジはあまり変化のある種類がとても少ないので、不透明ですが色が混ざっているオパールセントガラスでしたら、変化のあるガラスが揃うため、こちらをご提案。

葉っぱとベースは透明系ですが、バラの花が浮き立って綺麗です。

楕円は以前は大きさを出すことが難しい形でしたが、今はPCで容易になりました。もっとも我々はPCでは描けませんので、コピーワークで楕円は出します。

楕円形、縦横の長さが決まれば自然と楕円の大きさは決まります。

アートガラス全般に言いえますが数字の計算をけっこうしますので、もう少し数学をまじめにしておけばよかったです。理数系は苦手、というか12年間ついに興味が出なく、物理なんて卒業試験で4点・・・100点中です。

追試のために、物理得意なRKにみっちり習って挑んで、7点・・・もう、才能ありまっせん。

かと言って、文系もそんなには出来るわけではないのですがね。

お話変わり、ミラーのラインサンプルです。

ただラインを彫っただけでは、どうしてもインパクトさが弱いのでラインの間にオリジナルの細かいテクスチャーを彫ります。

細かいテクスチャーを入れると、上品なイメージになります。

それと他のガラス工房さんとの違いをアピールすることも、とても重要なこと。逆に他のガラス工房さんが出来る技法は、何が何でも出来るようにしなければ、くやしいので安眠ができません。

と、思ってきた35年間。