幾何学エッチングガラス(建築店舗エッチングガラス)

ワイド900ミリ、高さ2200ミリの幾何学模様のエッチングガラス、制作中。

このような柄の場合、コンピューターカットマシンで作る会社さんもありますが、枚数が少なければハンドカットのほうが速いと思います。データーを入力して夜間にカットし、出社するときにカット完了、なのでしょうが、もし数ミリずれていたりする修正が出来ないので、マスキングテープを剥いて、最初からまた入力してカットするのでしょうかね。

やはりアナログ的な我々はリアルタイムで眼に見えたほうが安心と、コンピューターは疎いのできっとず~とハンドカットでしょう。

アートガラスは一見、派手な見栄えのするものが前面に紹介されていますが、このようにシンプルな仕事も多いでので、派手なアートガラスだけを思っていてはいけません。

シンプルなほど、曲がりや狂いは目立つので、これまた神経を使いますよ。

 

彫刻の技法がシンプルですが、使い方によっては面白いアートガラスも出来ます。

これはミラーの裏からハンドカットして平面で彫って、黒を彩色したもの。彫るというより柄をケスという感じ。彫刻技法では一番シンプルな技法です。

大好きなLPのジャケットをアートガラス仕様にしました。こんなミラー、かっこいいでしょ。

・・・LPと言っている時点でアナログ世代。LPやカセットテープ、MDやCDになり、今は配信とかいうものになっているそうですが、いまだにレコードの暖かい音とLPジャケットの大きさとアートさからは卒業できません。きっとずっとこのまま。

アナログ人間は、わからないデジタルは詳しい人に聞いてヘルプしてもらえれば、良いことダス・・・と思う。

いろいろな人が周りにいてくれる自分であることが、希望。