和彩色のエッチングガラス。
多くはエッチング加工は彫刻後、陰影での制作になりますが、彩色仕様も少なからずあります。
しかし、色の表現は個々、好みや設置場所にかかわってくるので注意が必要。こちらが良い色かな、と思っても、もっと淡くなど難しい作業。
彩色エッチング彫刻ガラスはステンドグラスとはまったく趣の違うアートガラスとなります。
こちらは和のイメージで彩色。特に葉っぱが渋い色です。日本の伝統色という色サンプルがあります。他にはフランスの伝統色、中国の伝統色などがあり、色を見ただけでその国のイメージです。
彩色したアートガラスは屋外の紫外線では退色していくので、室内での設置になります。屋外ではいろいろな色材が退色していきますが、今はセラミックでのガラス印刷が海外から技術で入ってきました。セラミック加工は屋外でも退色はしません。ただエッチング彫刻にはセラミック彩色はできず、フラットなガラス面のみです。
ガラスを彫刻して彩色するエッチングガラスは和の場合、旅館や和食の店舗に設置されることが多いです。それと斎場。
イタリアンレストランなどの場合はもっと派手な色を希望。
写真だとヘタが黒っぽいけれども、濃い緑。
トマトってイタリアってイメージ。砂糖かけて食べるとうまいです。と言うか、砂糖かけてしかトマトが食べられません。