曲線幾何学ステンドグラス(建築ホテルステンドグラス)

ホテル エントランスのステンドグラス。大きさが縦1,8mx横2,7mを6分割でガラスピースが300あまり、すべて曲線、納期が余りありませんので、全員で制作中。

このような場合は、他の仕事と調整しながらガラス原寸型紙を作る人、ガラスカットする人、組む人と振り分けて効率を考えながら制作します。

もっとも他の仕事が重なると、携われる人も限られてきてしまい、ヘヴィーになるのですが。今回も先の仕事などの納期が終わってから入りましたので、3日間ほど予定から遅くなっています。

ガラスの原寸大の型紙をカット。番号をつけます。       →   こちらは使うステンドガラス材。色の合う部分を選びます。→

型に合わせて、ガラス材をカット。1ミリ狂うとまずい。  →  T君、HRさんが2手に分かれて組み上げ中。

建築のアートガラスは納期に追われることが常。納期があっても仕事が重なれば、どんどんと時間はなくなってきます。

と、ガラス削っていたら仲の良いAD氏から、飛び込みの仕事。

「他の工房が無理、と言われて助けてほしい、と言われたんだけども、サンプル出来る?」 「何日間?」 「1日」

「先方 納期余裕みて、さばを読んでない?こってり油ののったさばを」・・・「ない」

と、1名 サンプル作りに変更し、制作してクロネコで出荷。

お客さん、ほっかほっかの湯気立ってる出来立て、どうぞ。