和風エッチングアートガラス(建築店舗エッチングガラス)

竹をメインにサンドブラストし、ケシとオリジナルな細かい模様で空気感を出し、さらに透明部分にガラスピースとスワロスキーを接着しました。

オリジナルの細かい模様は今、10種類くらいありますが、よく使うものは4~5種類。様々な部分で使えて、また好評なので助かっています。はじめに作ったのはもう30年前くらい。そのときからは柄は改良しています。陰影もそうですが、だたケシただけではつまらないでしょ。

竹は様々な彫刻方法がありますが、今回は抽象的でデザイン的な竹です。ですので葉も抽象的。竹の左右に陰影加工して立体感を出しました。

アートガラスも時代と共に、いろいろな表現方法が求められます。

ガラスピースやスワロフスキーを接着し始めたのは、我々は15年前くらい。特に店舗関係ですと第一印象が大切なことと、高級感と共に記憶に残るアートガラスとして喜んでいただければ、接着する苦労もなんのその。

初めて接着したときなんかは、それはそれは皆で苦労しました。第一は綺麗に接着すること、そして時間も早く接着できること。はじめから順調にできたわけではありまっせん。ガラスは透明な素材なので、反対面からも綺麗に見えることが求められます。この写真はガラスピース、スワロフスキー共に反対面からの写真です。

よく、どうして付けてるんですか?と質問されますが、ご飯の種なんで申しわけありません。努力してみてください。

和風のデザインはやはり日本人なので、自分らも理解しやすいです。西洋の美は足し算、日本の美は引き算、空白や侘び寂び感はありがたいことに自然と感じます。

今、エッチング制作しているアートガラスにもスワロフスキー、10000個貼りますが、がんばりマッス。