ワンポイントのステンドグラス(建築店舗住宅アートガラス)

このステンドは30センチ角です。ステンドグラスはある程度の大きさでないと、というイメージがありますが、部屋のワンポイントをステンドグラスにする場合もあります。

このステンドグラスは和風でクリアのガラスの仕様ですが、もちろん色を使ってのデザインで20~30センチを部屋に一箇所でも取り入れると、空気感が豊かに楽しく変わります。

いろいろなガラスの模様がありますが、右下の花のような文様は面白い種類です。

昔、外国人の設計家が障子に光が映りこんでいるのをみて、日本のステンド、と言ったそうですが、。光を通してプライバシーを守る目的は同じ。

基本、ステンドグラスの隙間は1~2ミリ空けて、ステンドの鉛線を組み込んでいきます。

ですので、直線デザインよりも曲線デザインのほうが手間がかかるわけです。

このように鉛線を組む前に、各ガラスを削って仮組をします。どの大きさのステンドでも制作工程の基本はいっしょ。

ステンドグラスで重要なことのひとつは、無理なカットをするとガラスが割れます。場合によっては設置後でも無理なカットは割れます。ですのでデザインとガラスカット時に安全なような形の組み合わせを考えて進めます。

これは経験を積んでいくと、自然と感じてきます。経験が足りないときは経験豊富な人に聞けば良い事。自分ひとりで悩み苦労する時間も教えてもらえば、タイムマシンに乗るように悩み苦労する時間を飛び越えてステップアップ出来ます。

どんどん聞いたほうがいいですよ、言葉は人類の最大の発明なんですから。