壁面に設置して、裏面からライトアップする仕様のアートガラスです。今回はブラックガラスをサンドブラストで黒部分を削り、表からもサンドブラスト加工で模様を入れています。
それだけではちょっとさみしいので、金粉と銀粉、ガラス玉を接着しました。また空気のイメージ部分をオリジナルの和柄模様でむいたので、より和風になったと思います。
壁面で光で煽るアートガラスでは、カラーガラスやミラーでも要望がありますが、特に気をつけることはハンドカッターが失敗できないこと。
一度カットした線は裏からの光で目立ってしまいますので、一発でカットを決めるようにします。
今回は空気のイメージの緩やかなカーブライン、長い部分で４ｍありましたが綺麗に決まりました。
ちょっとぼけてしまっていますが、このように設置されました。
全体で約２０ｍほど。綺麗に決まったようでひと安心。
というのも、今回は設置が自分らでなく搬入だけでしたので、リアルタイムでは確認できなく、そのような場合は寸法やデザインのつながりなどが確認していてもやはり気になるものです。
ガラスの場合、寸法は１ミリ単位ですので寸法命。まずは無事に設置されなければ話になりませんからね。
