オパールステンドグラス(店舗ステンドグラス、アートガラス)

オパール 半透明のステンドグラス材、乳半とも言います。

先日 打ち合わせでも話題に出ましたが、昨年世界最大のステンドガラスメーカーが廃業というニュースが業界で大騒ぎとなりました。

リーマンショック以降、世界中の販売低迷で廃業、となり、多くのステンドガラス工房が一番使うであろうメーカーでしたのでそりゃ、もうあっちこっちで大騒ぎ。

(しかしコツコツと仕事をして生きている人たちに悪影響のある、マネーゲームの連中、世界中で禁止にしてくれないかな。多くの大切なことが壊れていってしまう。)

結果は他の会社がメキシコで制作するということになりましたが、まだ通常の流通には戻っていないようです。

廃業のニュースを聞いたときには、当社でよく使うであろうガラス材を100枚以上、仕入れましたが、今日まで何とかなっとります。

通常のステンドグラスは透明色がメインですが、室内で奥から光で煽ったり、あちら側がまるっきり見えない(洗面所など)の場合はオパールという不透明色の素材を使います。

透明ステンドガラス材よりも硬いです。ですので細かいカットは大変。

透明白のステンドグラスにアクリルの乳半(半透明)を裏に当てる場合もありますが、ぴったり当てると質感がなくなるので、その場合はがんばってこのようながオパールガラスを使います。

2mx1m カフェの壁に設置しました。色が混ざっていて綺麗です。