依頼された方から,海外の壁紙のような紙に印刷されたデザインの写真が指定されました。
平面の印刷物をそのままガラス彫刻しますと、シルエットだけではどうしてものっぺりとしてしまい、せっかくガラスに彫るのですから、立体的に陰影と彫るトーンを変えてご提案。
植物は細かく技を使えば見栄えがするとは限らないところが、難しいです。細かく彫るとどうしてもその部分近づかなければ見えにくいのですが、第一印象でのインパクトを求められる設置場所ではこのような彫りかたが効果的だったりします。いわゆる平彫りという基本の彫りかた。
平彫りプラス陰影加工を施せば、ガラスはきれいに表現してくれます。
設置場所やデザイン、大きさなどすべての仕事の条件が違いますので、悩むところです。
エッチングガラス、サンドブラストやガラス彫刻は背景が黒いほど目立ち、ステンドグラスは逆に背景が白いほど目立ちます。
