海外のガラス材

装飾金物会社さんから、海外のガラスを設置。

型板ガラス、という名のガラス種類ですが、現在は日本では1種類しか製造されていません。残念ながら、それもあまりカッコイイ柄ではありません。

このような場合は、海外の型板ガラスを使います。20種類前後ありますが、カッコイイ柄が多いです。やはり欧州ではガラスの歴史が長いので、良い柄です。

ガラスを入れる、という作業も3ミリくらいの空き、クリアランスですのでかなりエネルギーは使います。図面と微妙に寸法違う場合、現場でカットします。もちろん、ガラスが大きければカットしますが、困るのは図面よりもガラスが小さな場合。ボツになります。

装飾金物に納まると、絵画やポスターが額縁に納まるとレベルがアップして感じるように、ガラスもより品良く、光が入ると美しいです。

住宅やマンションでも日本の型板ガラスやケシガラスをこの輸入ガラスにすることで、とても良い空間になりますが、まだまだエンドユーザーまで知れ渡っていないので使用する方は少ない。お値段もけっしてお高いものではないので、もったいないです。

大きく重い装飾金物ドア、11枚、無事に設置完了。けっこう大変でした。アートガラス、エッチングガラス、ステンドグラスを制作している工房ですが、このような特殊な輸入ガラスの設置もします。広い意味でアートガラスですから。

寒い日が続きますが、氷彫刻家のKS君からHRさんのメールに「氷彫りに今、ヘルシンキです」とありました。

地名聞いたことあるけれども、ヘルシンキって、国どこ?