フォーシーズンのステンドグラス

Hさん担当のステンドグラス、ガラスピースにして約800枚、お疲れ様でした。

デザインは右から春夏秋冬の花です。 ベースはプライベートスペースのため、あまり柄を細かくして圧迫感があるのは苦手、と言うことで波のクリアガラスです。 このガラスをリーミーと言います。

楽しいデザインとの要望でしたので3枚の扉に四季の植物、桜、木蓮、菖蒲、朝顔、百合、葡萄、牡丹、椿です。          あーPCだと漢字変換が楽。 菖蒲、葡萄、牡丹漢字、書けません。

下部分のオレンジ色の波模様のガラスはヨーロッパ製の手で1枚1枚作るガラスですので、この模様は1枚しかありません。       と言うことはガラスカット時に割れちゃったら換えがないということ。

しかもクラフトマンは流れる模様を出来る限り合わせる気持ちが強いために、1枚割れちゃったらもうドツボ。

手作りのヨーロッパのステンドグラスの板は、厚さがまちまちで割れやすいです。 しかも表面は凸凹や泡があるのでなおさら。      真っ直ぐにカットしてもピッと斜めに割れます。 これを「走る」と言います。

ステンドグラス材にはマシンメイドとハンドメイドの2種類があります。 お値段はハンドメイドが5~10倍も高い。 でも色が素敵。

オレンジの波、気持ちよく流れているでしょ。 葉っぱの色も春の若葉、夏の新緑、秋、冬の枯れ葉色となってます。

人知れず、エネルギー使ってんですよ、セニュール。  この扉の場合は大きさが2ミリ大きいともう入りません。 いっぱつで3枚、入りましたぜ、Hさん。 Good Job!