曲線幾何学彩色エッチングガラス(エッチングガラスドア)

前回の曲線幾何学デザインを、ライン一部を金彩、升を市松で赤の彩色バージョンです。

彩色加工はすべての彫刻が完了し、一番最後に加工します。色の場合は原色でなければ調色します。ただ色が固まると少し濃くなるので、調色も気持ち薄くします。気持ちね。数値化出来ません。

金彩の場合は、金粉を溶かします。金粉でなく色の金を使うとガラスの場合、黄土色にしか見えません。金粉のきらきら感が無ければ、金色にはなりません。銀も同じ。

ただ金粉や銀粉は数種類あり、輝き方に強弱があるので、自分らにあったものを探さなければきれいに発色してくれません。

また銀粉の場合は、銀は黒く変化しやすいので、変化しないプラチナを使う場合もあります。どちらにしても彩色作業は彫刻よりも手間と神経を使う作業です。また色が固定するまで2日間は欲しいので、時間も必要。

早く早くと言われても、色は固定しなければ無理っす。

 

先週は怒涛の移動、作業で、日曜日に予定していた自宅の作業をしよう、と思ったら、太もも、筋肉痛で動けん。

現場でしゃがんだり立ったりの作業を数十回したので、久しぶりの筋肉痛。老いるショック。