色ガラス象嵌

早くももう6月、工房の近くの川ではホテルが飛び交っています。今年はなんか多そうです。

金物枠に色ガラスを象嵌、通常はガラスを留める押縁と言う枠がありますが、こちらの仕様は枠なしで金属にガラスを組み込む仕様。

枠の中心に来るようになど、調整がかなり神経を使います。

でも枠なしですと、完成するとすっきり感は大きいです。でも難しいっす。

金属枠 900x2000ミリ位、重いです。

昨日、打ち合わせに行った時、近くに百穴の標識を見つけて以前から見たかったので回ってきました。

「ひゃっけつ」でなく「ひゃくあな」だそうです。

太古の昔のお墓、現在は237基あり、戦争中に地下工場を作るので10数個破壊されたそうです。お土産屋さんがあり、その方の個人の土地だそうです。

戦争は人の命を奪うこともさることながら、日常生活、街並み、笑顔、そして文化的遺産、美術品なども無差別に破壊されます。

人間はこの愚かな行為がいつになったら無くなるんでしょう。