店舗の間仕切りガラスで、既製品のガラスではなかなか良い感じのガラスがないということで、輸入のガラス材を調べましたが寸法がみな足りずに、厚さ１０ミリW９５０ｘH１２８０位でオリジナルな模様を彫りこんで制作しました。
このようなランダムな凸凹を彫り出しています。
泡ガラスが希望、とよく質問されますが、大きな板ガラスでの泡ガラスは残念ながらありません。
ステンドグラス材で細かい泡が入っているガラスはありますが、厚さは３～４ミリで５００ミリｘ１０００ミリほどなので、今回計画の高さ２ｍくらいになると手加工で作る内容を提案します。
打ち合わせでは泡の流れを天の川のようにしたいという希望も、手加工でしたら泡の位置を自由にレイアウト出来ます。
泡の大きさは２ミリ～６ミリ位、ひとつひとつ半球状に彫っていきます。半球状に彫ることでツルツル面から見るとガラス内部に泡があるように見えます。
両方ともにシンプルなデザインですが、シンプルだから簡単というわけにはいかないんですよ。
それにシンプルながらインパクトのあるカッコいい仕様を目指すのが、これまた難しい作業でもあります。
どこかに才能は売っていませんか。
